Barolo Cerequio 1999 “Roberto Voerzio”
イタリアワインの王“バローロ”
その中でも、外してはならないラ・モッラ村バローロの造り手“ロベルト・ヴォエルツィオ”
超低収量の凝縮したブドウから造られるバローロの極み!
ブドウの樹を冬季に、5~8芽を残して強選定され、最初の間引きは7月中旬にかけて行われ、1本の樹あたり5房だけ残し約50%以上の房が取り除かれる驚異の低収量栽培。
それだけでなく8月中旬頃に2回目の間引き、房の下部を切り落とし上部のブドウの密度を高く充実した部分だけを残すといいます。
収穫したブドウ1本の樹あたり500g~1.5kg!!!
収量を抑えることで、各ブドウは毎年健康で、糖度が高く、香りの豊かなブドウができ、ワインへと繁栄される。
恐ろしいほどの低収量で造られるヴォエルツィオのワインは
ラ・セッラ
チェレクイオ
サルマッサ
ブルナーテ
フォサッティ
ロッケ・デッラ・アヌンツィアータ等
素晴らしいテロワールから育つブドウで造られ、それらのブドウで造られたワインはどれも素晴らしいワインばかり。
ラ・モッラ周辺の偉大なクリュ(単一畑)最強の畑。
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La Serra(ラ・セッラ)
透明感ある赤系果実と繊細なタンニン。可憐で女性的なバローロ。 -
Brunate(ブルナーテ)
力強さと柔らかさの絶妙なバランス。黒果実とスミレの香りが印象的。 -
Cerequio(チェレクイオ)
構造がしっかりとしており、熟成ポテンシャルも抜群。スパイスと深みが交錯します。 -
Rocche dell’Annunziata(ロッケ・デル・アンヌンツィアータ)
畑の中でも特にエレガンスと緻密さが際立ち、優美で静かな余韻が続く1本。
どれもが、「ネッビオーロって、こんなにも多様で美しいのか…」と思わせてくれる存在。
単一畑ごとの微細な表現にこだわるヴォエルツィオの哲学が、この味わいに現れています。
その中でも特に卓越したクリュ“チェレクイオ”
幻の特級畑と呼ばれるほど優れたテロワールで「ランゲの畑で最も美しい凝縮感」と評されていて、洗礼された果実味と深いコクやきめ細かいタンニン。バルサミコやミントのニュアンスを持った上品さがあり熟成ポテンシャルも十分に備わっている偉大な畑
1999年は、熟成したネッビオーロのタバコやトリュフ革製品などの複雑な風味を伴い
黒系の熟した果実ブラックベリー、カシス、プルーン等。
レーズンやナッツ土や樽のニュアンスに軽く紅茶の上品な香りも。
果実味はピュアで豊潤。上質で適度な甘いタンニンと深みのあるコクが感じられました。
ヴォエルツィオのワインは、単なる“美味しい赤ワイン”ではありません。
それは飲み手に「考えさせる」ワインであり、静かに心を動かす体験そのものです。
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ワインの奥深さにもっと触れてみたい
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バローロという名前の“本質”を知りたい
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記憶に残る一本を探している
そんな想いを抱いているのなら、Roberto Voerzioのワインは、必ずやあなたの心に何かを刻んでくれるはずです。
価格相場
「Roberto Voerzioのバローロは、海外市場ではおおよそ¥13,000〜¥18,000前後(税抜)で流通しており、日本国内では¥18,000〜¥23,000ほどで販売されていることが多いようです。特に単一畑の希少なバローロは、¥30,000を超えることも珍しくありません。
銘柄名 | 価格帯(JPY・税込) |
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Barolo Cerequio 2017 | 約 33,900円 |
Barolo Fossa ti 2019 | 約 41,500円 |
Barolo Rocche dell’Annunziata 2015 | 約 35,200円 |
Barolo La Serra | 約 37,500円 |
Barolo Brunate 2018 | 約 36,800円 |
Barolo del Comune di La Morra 2020 | 約 18,900円(例) |
Barolo Case Nere Riserva 10 Anni 2011 | 約 37,700円 |
楽天市場、価格.com、ワインセラーパリ16区参照。